■Androidベースの「オペレーティングシステム 9」も搭載か
BMWの2ドアスポーツクーペ「4シリーズクーペ」改良型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
初代4シリーズクーペは、「3シリーズ クーペ」後継モデルとして2013年に登場。2020年にデビューした第二世代(G22型)では、巨大キドニーグリルが初採用され、物議を醸しました。
捉えたプロトタイプはボディ前後のみカモフラージュ、「Mスポーツパッケージ」装着モデルのようです。
一見してわかるのは、ヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトの変更でしょう。現行型のハーフカップデザインから、「X5/X6」などブランド最新モデルで採用されている、ブーメランスタイルへと新設計されています。
リアエンドでは、LEDテールライトの新鮮なグラフィックが渦巻きカモフラージュから覗いているほか、バンパーもリフレッシュされるようです。
キャビン内では、12.3インチのデジタルドライバーズディスプレイに、14.9インチのタッチスクリーンが統合されたカーブドディスプレイを搭載。
ステアリングホイールには、パドルシフター、および新しいギアセレクタが備わります。インフォテインメントソフトウェアに関しては、BMWはすでにAndroidベースの「オペレーティングシステム 9」を発表しており、今後徐々に適用される予定となっています。
パワートレインの情報はまだありませんが、電動化が強化されていくことは間違いないでしょう。4シリーズクーペ改良型のデビューは2023年後半、または2024年初めと見られ、今後コンバーチブルとグランクーペも同じ微調整がなされる予定です。