ミシュラン「X MULTI Energy Z」は、トラック・バスの燃費向上、トータルコスト削減に寄与

■ロングライフ性能と新コンパウンドによる低転がり抵抗性能を両立

2023年3月20日(月)から、ミシュランのトラック・バス用タイヤ「X MULTI Energy Z(マルチエナジーゼット)」が発売されます。発売サイズは、275/80R22.5、価格はオープンです。

トラック・バス用タイヤのミシュラン「X MULTI Energy Z」が発売
トラック・バス用タイヤのミシュラン「X MULTI Energy Z」が発売

「X MULTI Energy Z」は、大型車の中長距離車両向けに開発されたタイヤで、同社が誇るロングライフ性能と新コンパウンドによる低転がり抵抗性能を両立。ユーザーニーズが根強い省燃費タイヤであり、運送事業者の持続可能性とトータルコスト削減に寄与します。

また、新コンパウンド採用により、低転がり抵抗を実現。CO2排出量の削減に貢献し、燃料消費に貢献します。

技術面では「インフィニコイルテクノロジー」「レジニオンテクノロジー」「デュラコイルテクノロジー」の採用により、優れた耐久性と低燃費性能を両立したとしています。

「X MULTI Energy Z」のイメージ
「X MULTI Energy Z」のイメージ

「インフィニコイル」とは、カーカスとトレッド部の間にタイヤ回転方向に対してワイヤー材を平行に巻き上げて構成されたコイル部材のこと。

「X MULTI Energy Z」の特徴
「X MULTI Energy Z」の特徴

「レジニオン」とは、ミシュランのタイヤモールドに活用される金属3Dプリンティングが可能にした技術です。タイヤの摩耗が進むにつれて新たに溝が出現します。

ビードワイヤーまわりを包むテキスタイルで、部材間の応力と動きを抑制させる効果がある「デュラコイル」も性能向上に役割を果たしています。

運輸業にとって消耗品であり、安全を大きく左右するタイヤ。トータルコスト削減に寄与するミシュラン「X MULTI Energy Z」が登場します。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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