ヒョンデ「i10」改良新型はトヨタ「アイゴX」最大のライバル、いずれ日本でガチンコ対決?

■最大の変更はLEDデイタイムランニングライト

ヒョンデの燃焼系シティカー「i10」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット

初代i10は2007年に発売。第2世代となる現行型は2019年に登場しており、このプロトタイプが初の大幅改良となります。

現在はインド、ベトナム、メキシコ、南アフリカ、そして最も重要なヨーロッパなどの市場で展開されるグローバルモデルで、同ブランドにとって非常に重要なポジションとなっています。

ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット

改良型プロトタイプは、昨年10月に初めて捉えていますが、今回は側面のカモフラージュが外されています。

最大の変更はLEDデイタイムランニングライトに加えられています。

従来のi10では、DRLがフロントグリルの隅に円形のパターンで配置されていましたが、フェイスリフトモデルのDRLはサイズが大きくなり4つの六角形で形成されています。

後部では、リフレクターの位置が変わっている可能性があるほか、テールライト形状は維持しつつ内部グラフィックが刷新されそうです。

かすかに見えるキャビン内では、中央のタッチスクリーンとインストルメントクラスターが、ダッシュボードから外側に伸びるハウジングに統合されているように見えます。

ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i10 改良型プロトタイプ スパイショット

現行型パワートレインには、自然吸気の1.2リッター直列4気筒と、1.0リッター直列3気筒、および最高出力100psを発揮するフラッグシップのターボチャージャー付き1.0リッターT-GDIエンジンがラインアップされており、改良型にはキャリーオーバーされる見込みとなっています。

i10改良型のワールドプレミアですが、2023年半ばあたりと予想され、欧州市場では、トヨタのアイゴX、スズキのイグニスと対峙することになります。

将来日本市場も噂され、同じく日本発売が期待される「アイゴX」との日本対決が見られるかもしれません。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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