■ライトユニットのほぼ半分を占めるLEDブロック配置
アウディが現在開発を進める主力ワゴン「A4 アバント」次世代型の最新プロトタイプにカメラが迫りました。
まだまだ雪が残るスウェーデン北部で捉えた次世代型「B10」プロトタイプは、ヘッドライトとテールライトだけでなく、ボディパネルすべてが量産コンポーネントです。またボディをローダウンしており、リアエンドには四角いデュアルエキゾーストパイプがインストールされていることからも「S-Line」と思われます。
最も注目されるのは、世代間に大きな差別化が図られるヘッドライトの機能です。
そこには、LEDデイタイムランニングライトが数十の小さなライトブロックで構成される、特徴的なLEDヘッドライトのセットが装備されています。
その詳細についてアウディは詳細を明かしていませんが、A3プロトタイプでもわずかに異なる形で確認されています。
新開発されたDRLは、一体型ヘッドライトのタイプよりもはるかに多くのランプ面積を占有しており、見た限り、それはライトユニットのほぼ半分を占めています。 また、メインライトの上に連続したライトストリップを配置する代わりに、LEDブロックが高い位置に確認できます。
これらの写真が示すように、DRLは、方向指示器が作動したときにストロボオレンジ色のストリップを表示するように構成することも、ロット全体を点灯させることもできるようです。
この段階では推測することしかできないですが、これらのライトが様々な方法でどのように使用されるかが想像できます。 歓迎の挨拶としてある種のアニメーションを表示する可能性が高いのですが、トリムレベルごとに異なるパターンを表示するか、選択された運転モードに応じてパターンを変更することを選択できると予想されます。
キャビン内では、タブレットのようなインフォテインメントが残るだけでなく、さらに大きなスクリーンを設置する予定で、大きく突き出すレイアウトが採用されます。
さらに、フルデジタル化されたインストルメントクラスターは、ダッシュボードにすっきりと統合されなくなり、最新のBMW 3シリーズと、メルセデス・ベンツ Cクラスを反映しています。ほとんどの機能はセンターディスプレイからアクセスするため、従来のボタンはほとんどありません。
パワートレインでは、ユーロ7の排出規制が迫っているため、マイルドハイブリッドテクノロジーが惜しみなく適用されることは間違いありません。また、ハードコアRS4アバントでは、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載することがすでに確認されています。
第6世代となるA4アバント次世代型のワールドプレミアは、2023年後半と予想されており、VWパサート同様にセダンを廃止、ワゴンボディのみの提供と噂されています。