VW初のEVコンパクト「ID.2」いよいよ始動。市販型は「ゴルフEV」の可能性も?

■前輪駆動車用に設計された「MEB-Plus」プラットフォームに乗る最初のモデルに

フォルクスワーゲン(VW)は現在、電動ブランド「ID.」シリーズに初めて導入されるコンパクトモデルを開発中ですが、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット
VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット

耐寒テスト中を捉えたプロトタイプは開発初期段階とみられ、「ID.3」のテストミュールをまとっています。しかし、よく見るとホイールベースが明らかに短く、その下のセグメントであることを示唆しています。

VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット
VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット

さらにオーバーハングが短く、リアドアが非常に小さく、フロントドアが異常に大きいため、これが最終比率ではないと思われます。また、充電ポートがリアクォーターパネルにあるID.3とは異なり、フロントフェンダーにあることも注目です。

「ID.2」は、おそらく前輪駆動車用に設計された同ブランドの「MEB-Plus」プラットフォームに載る最初のモデルとなり、デュアルモーターシステムをサポートすると予想されています。

VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット
VW ID.2 市販型プロトタイプ スパイショット

市販型ボディサイズは4,250mm(167.3インチ)と、現在の内燃機関ゴルフより小さくなると噂されています。また車重は1,600kgから1,700kgで、強固な「ID.2 X」やホットな「GTX」バージョンも期待されています。

市販型は、3月にワールドプレミアされると予想されていますが、最終的に「ゴルフEV」または「ポロ」の後継EVとして発売されるとも噂されています。

エントリーレベルのID.は、2025年に市場投入が計画されており、スペインのマルトレル工場で生産、価格は2万ユーロ(約288万円)からと予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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