■フィスカー氏、「座面が高くなり、地面から離れた位置にある」と明言
FISKER(フィスカー)は、新型EV「PEAR」を2024年から米国オハイオ州で生産することを発表するとともに、生産モデルの画像を先行公開しました。
「パーソナル・エレクトリック・オートモーティブ・レボリューション」の略から名付けられた「PEAR」は、ローンチを待つだけとなっている「OCEAN」(オーシャン)に続くブランド第2弾の市販モデルとなります。
先行公開された画像からは、「オーシャン」を彷彿させるフロントエンドが見てとれます。
しかし、ヘッドライトユニットはよりスリムな印象なほか、大きな吸気口を備えています。またAピラーの後方では、より際立ったショルダーライン、独創的なリアクォーターパネル(ガラス)、リアウインドウを取り囲むブレーキライトなどオーシャンから大きな変更も見られます。
さらにフィスカー氏は、「座面が高くなり、地面から離れた位置にある」とクロスオーバーに寄ったボディスタイルを示唆しています。
また「ほんの数個のコンピューターユニットを備えた、革新的なE/Eアーキテクチャと、300マイル(約483km)を「はるかに超える航続距離を備えます」と付け加えています。
PEAR市販型の米国価格は2万9900ドル(約409万円)と伝えられており、すでに5,600件以上のオーダーを受けているといいます。