マクラーレン初のSUVは2027年デビューか? エレクトリックで800馬力超え

■フロントエンドはブランド初の量産ハイブリッドカー「アルトゥーラ」を彷彿

スーパーカーメーカーのマクラーレンが、ついにブランド初となるクロスオーバーSUVの開発に着手した可能性あるという情報を入手、早速予想CGが制作されました。

マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG
マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG

これまで幾度となくSUV開発の噂があったマクラーレンですが、マクラーレンの元CEOであるマイク・フレウィット氏は「利益のためにSUVをつくることはない。もしSUVに依存するなら、我々の顧客への背信行為となる」と発言するなど、否定してきました。

マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG
マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG

その風向きが変わったのは、同社の新CEOマイケル・ライターズ氏が2022年7月に就任してからです。

同氏はポルシェでSUVを開発した後、フェラーリでもSUVの開発に着手した人物であり、就任直後には「本当に重要な市場」であることを認めています。さらには「SUVがマクラーレンのスリリングなDNAを反映して具体化する必要がある」と語っています。

予想CGを提供してくれたのは、おなじみNikita Chuicko氏です。ヘッドライトは、同ブランド初の量産ハイブリッドカー「アルトゥーラ」を彷彿させるデザインにさせ、下部バンパーは外側に絞り込まれたコーナーエアインテークと、小さなリップスポイラーに統合されています。

後部では、カーボンファイバー製バンパートリム、スリムな楕円形のLEDテールライトを装備。さらに下には、アグレッシブで巨大なヒレを持つスプリットディフューザーが目を引きます。

マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG
マクラーレン クロスオーバーSUV 予想CG

ボンネットの下のパワートレインは不明ですが、これまで入手した情報では、フルエレクトリックモデルが有力だといい、新開発のエレクトリックモデル専用アーキテクチャを採用、最高出力は800ps以上と予想されます。

マクラーレン初のSUV登場は最速で2027年、市場では、ポルシェ「カイエン」、ランボルギーニ「ウルス」、アストンマーティン「DBX」らと争うことになります。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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