■広々としたキャビン、快適でスムーズな走りが魅力のe-POWERなどを高く評価
4代目日産エクストレイルは、第2世代の「e-POWER」専用モデルになり、VCターボを採用。4WDシステムに、電動駆動4輪制御技術である「e-4ORCE」が使われるなど、新世代にふさわしい洗練された走行フィールを手に入れています。
さらに、歴代エクストレイルが訴求点としていたタフさに、磨き上げた上質さをプラスすることで、最新世代の都市型SUVとしてのキャラも強調されています。
そのほか、持ち味である高い積載性なども磨かれていて、全長4660×全幅1840×全高1720mmという、日本でも扱いやすいサイズに収まっているのも美点。「X e-4ORCE」は、3列シートになるなど、多人数乗車のニーズにも応えています。
2023年2月21日(火)、日産は、そのエクストレイルが「ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2023(Women’s World Car of the Year。以下、WWCOTY)」の「ベスト・ラージSUV(Best Large SUV)」賞を受賞したと明らかにしました。
「WWCOTY」は、審査員が女性の自動車ジャーナリストのみで構成される世界で唯一の自動車賞。世界で63名の審査員が、同SUVの広々としたキャビン、快適でスムーズな走りをもたらすe-POWERなどを高く評価したそうです。
内田 誠CEOは、同賞を受賞したことについて、「WWCOTYの審査員の皆さんから、エクストレイルが高く評価されたことを大変うれしく思います。エクストレイルは、日産SUVの象徴となるモデルで、20年以上の歴史があります。SUVらしい力強い外観、先進的で効率的な4輪駆動システム、高い実用性など、初代から一貫した価値を世界中の皆様に提供してきました。新型では、女性のお客さまの声に耳を傾けながらデザインや開発を行いました。その性能や価値が、世界中の著名な女性自動車ジャーナリストの皆さんから高く評価されたことを誇りに思います」とコメント。
内田 誠社長も語っているように、エクストレイルは、日産で最も人気の高いグローバルモデルの1台で、100以上の市場で販売され、20年以上にわたって世界中のファミリーから支持されています。
4代目の新型エクストレイルは、初代からのDNAを継承しつつ、アライアンス「CMF-C」プラットフォームが採用され、力強いデザインと、先述したように先進技術が盛り込まれています。e-POWERは、高出力モーターと可変圧縮比ガソリンエンジンであるVCターボが組み合わされ、力強く、スムーズな加速と高い静粛性を実現。このe-POWERに、電動駆動4輪制御技術であるe-4ORCEが組み合わされ、意のままの走りを可能にしています。
なお、このほど「べスト・ラージSUV」賞を受賞した新型エクストレイルは、2023年3月8日(水)に発表される「WWCOTY」の大賞である「ベスト・カー・オブ・ザ・イヤー2023」にもノミネートされています。
(塚田 勝弘)