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■20回目を迎える新城ラリーに向けて、名古屋市内でラリーカーパレード開催!
2023年3月3日(金)~5日(日)に愛知県新城市を中心に、4年ぶりの有観客で行われる「新城ラリー」。開催を2週間後に控えた2023年2月19日(日)に、名古屋市にある久屋大通のシバフヒロバでは、新城ラリー2023PRイベントが行われました。
新城ラリーは2023年の全日本ラリー選手権の第2戦として開催されるわけですが、その歴史は2004年から始まりました。当初はJAF中部・近畿ラリー選手権の一戦として開催され、2007年からは全日本戦に昇格。今回で20回目を数えることとなりました。
2020年大会からは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で無観客開催を続けてきましたが、今大会では3年ぶりの有観客開催となることが決まっています。
そんなこともあって、今回のPRイベントにはより一層力が入ります。
また、今回の記念すべき新城ラリーでは、ラリージャパン2022でも設定されたコースである額田SS(岡崎市)が初登場。
今回の新城ラリーから、開催自治体としてここに加わる岡崎市からは、山本公徳副市長が出席。大村秀章愛知県知事、下江洋行新城市長らとともに、このイベントに参加しました。
PRイベントには、10台のラリーカーが登場。シバフヒロバで展示されたラリーカーを見ながら、車両ドライバーやコ・ドライバーとのファンミーティングが午前9時半から行われました。
●歴史ある新城ラリー、4年ぶりの有観客開催へ!
長い歴史を持つ新城ラリー、そして昨年のラリージャパン2022開催もあり、地元愛知はラリーに注目が集まっており、あいにくの雨天にもかかわらず、早朝からこの久屋大通公園には多くのラリーファンが集結しました。
また今回、名古屋を中心に活動している「BOYS AND MEN」のメンバーのひとりである勇翔さんもこのイベントに参加。勇翔さんは、国内A競技ライセンス所持し、ジャパン峠アンバサダーなども務め、クルマ好きとしても知られています。
一時間ほどのラリーファンミーティングを経て、名古屋市内中心部を走行するラリーカーパレードが行われました。その出発式には、大村知事、下江新城市長、山本岡崎市副市長、そして勇翔さんが、出発の合図のフラッグを振りラリーカーを見送りました。
その後、勇翔さんはラリーカーにも乗って市内パレードに同行。予定よりも長い、45分近くのんびりと名古屋市の中心部を、練り歩きならぬ練り走りを行いました。
パレードは久屋大通から栄といった繁華街をぐるぐると走り、さらに名古屋駅まで周り、最後は愛知県庁に戻って無事にパレード走行は終了しました。
●モリゾウも来場、勝田貴元選手やラトバラ選手がデモランする新城ラリーは3月3日~5日に開催!
2023JAF全日本ラリー選手権第2戦「新城ラリー2023」は、愛知県新城市および岡崎市で、3月3日(金)~5日(日)に開催されます。
メイン会場となる県営新城総合公園では、TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMからWRC(世界ラリー選手権)に参戦している勝田貴元選手と、チーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラ氏が、それぞれGR YARIS Rally1とトヨタ・セリカGT-Four ST165でデモランを行う予定です。
また、トヨタ自動車の豊田章男社長がトークショーに参加予定ということです。
(青山 義明)