シトロエンの小型SUV「C3エアクロス」次期型、SUV色強めにボディ拡大&全車にマイルドハイブリッド導入

■ステランティスグループの「CMP」アーキテクチャを採用、フードに沿ってスリムなLEDを配置

シトロエンが現在開発中のコンパクトクロスオーバーSUV、「C3エアクロスSUV」次期型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

シトロエン C3 エアクロス 次期型 プロトタイプ スパイショット
シトロエン C3 エアクロス 次期型 プロトタイプ スパイショット

C3エアクロスは、ステランティスグループがコンパクトSUVセグメントで提供する製品の一つで、快適性、手頃な価格、実用性に重点を置いています。

初代C3は2010年に誕生し、現行型となる第2世代は2017年に登場、2021年には大幅改良が行われましたが、いよいよ第3世代へバトンタッチされます。

シトロエン C3 エアクロス 次期型 プロトタイプ スパイショット
シトロエン C3 エアクロス 次期型 プロトタイプ スパイショット

スウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、ボディ全体を厳重にカモフラージュしています。フロントエンドでは、太いバーで上下二分割されたラジエターの開口部が露出、フードに沿って配置されてるスリムなLEDデイタイムランニングライト、メインヘッドライトの一部も確認できます。

側面には、プラスチック製のクラッディングで保護された顕著なフェンダーを備え、リアエンドでは、縦基調に見えるLEDテールライトの一部や、新設計されたテールゲートの開口部などが見てとれます。

次期型では、プジョー「2008」、オペル「モッカ」「DS3クロスバック」で使用されているステランティスグループの「CMP」アーキテクチャを採用。全長が約150mm拡大され、よりSUV色が全面に出されるとともに、乗員とより多くのラゲッジスペースを確保します。またキャビン内では、ディスプレイほか最新のテクノロジーが見られるはずです。

パワートレインでは電動化を強化、全車にマイルドハイブリッド技術が導入されるほか、フルエレクトリックバージョンの登場も予想されます。

C3エアクロス次期型のデビューは最速で2023年内、遅れても2024年前半になると思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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