■48Vバッテリーを組み合わせた新開発マイルドハイブリッド1.2リッターユニット搭載
先日、プジョーの人気クロスオーバーSUV「2008」改良型プロトタイプをカメラが捉えましたが、その最終デザインを大予想しました。
お馴染みNikita Chuicko氏から提供された予想CGは、最高グレード「GT-Line」で、最大の変更点はフロントエンドでしょう。
改良型では、308ハッチバックとワゴン、および408ファストバックにインスパイアされた新しいラジエターグリルを採用すると予想され、グリル中央にはブランドの新しいロゴが配置されます。
特徴である牙LEDはヘッドライトと直結、拡大されたコーナーエアインテークを切り裂くように伸びています。
リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックを刷新、バンパーやリフレクターデザイン、エキゾーストパイプが新設計されています。
改良型では、新しいエンジンが搭載されます。1.5リッターの「BlueHDi」ディーゼルはレンジから外れる可能性が高く、現在の1.2リッターの「PureTech」ガソリンは、電化されたデュアルクラッチギアボックスと、48Vバッテリーを組み合わせた新しいマイルドハイブリッド1.2リッターユニットに置き換えられると思われます。
このエンジンには、最高出力100psと130psの2つのパワーステージが用意され、どちらも6速デュアルクラッチ自動ギアボックスと組み合わされます。トランスミッションには、21キロワットの電気モーターが組み込まれており、ローエンドのトルクが大幅に向上、燃料効率が15%向上するといいます。
フルエレクトリックの「e-2008」では、同様のスタイリングアップデートの恩恵を受けて、レンジのトップの地位を維持、大型化された51kWhのバッテリーと、より強力な156psの電気モーターが前輪に動力を供給します。
2008改良型のデビューは2023年後半、遅れれば2024年初頭となりそうです。