■スパイダーはポルトフィーノMの後継モデルとして導入の可能性
フェラーリは、2023年内に新型モデル4台をワールドプレミアすることを発表。そのうち一台は「ローマ スパイダー」で、もう一台は「812スーパーファスト」後継モデルである可能性が高いことがわかりました。
これまで複数のフェラーリ開発車両を捉えてきましたが、そのうち一台が「ローマ スパイダー」(仮称)です。
以前捉えたプロトタイプは、サイドウィンドウに沿って新設計されたようなルーフラインが見てとれます。また、後部デッキにはジッパーを備えた格納式ルーフ用カバーがあり、さらにAピラーがルーフと交わる角度から見ても、キャンバストップの可能性が高いです。
ローマはポルトフィーノのクーペ版であり、現在はポルトフィーノMがそのオープンモデルの役目を果たしているため、このプロトタイプはポルトフィーノMの後継モデル、またはポルトフィーノの下にスロットされる新型モデルと思われます。
他に、ローマをベースにV12のエンジンを搭載をしたテストミュールも捕らえていますが、これは「812スーパーファスト」の後継モデルになることが判明しています。
また、昨年11月に捉えた「SF 90ストラダーレ」のロングテール採用の「SF 90 VS」と思われるプロトタイプが第3の候補に。4番目のモデルに関しては定かではありませんが、「モンツァSP1/SP2」「デイトナSP3」に続く、アイコナシリーズの超限定モデルの可能性もありそうです。
同ブランドにおける2022年の業績面では、13,221台を販売。記録破りの年となるとともに、約15,000ドル(約200万円)のボーナスが出た従業員もいたといいます。
その勢いは止まらず、2023年から2026年の間には、初の量産フルエレクトリックモデルとハイパーカーを含む、なんと15台のクルマを発売することを約束しており、ニューモデルラッシュが見られそうです。