トヨタは「センチュリー」もSUV化!? 価格はランクルの3倍、登場は2023年8月?

■「グランド ハイランダー」新型の「TNGA-K」プラットフォームをベースに開発

トヨタは現在、最高級セダン「センチュリー」の車名を用いたクロスオーバーSUVを開発していると見られますが、その予想CGが制作されました。

トヨタ センチュリーSUV 予想CG
トヨタ センチュリーSUV 予想CG

トヨタでは、 現在「クラウン」新型4モデルのファミリーを順次発売予定ですが、次はセンチュリーのようです。

初代センチュリーは1967年に登場。現行型「UWG60」型は2018年から販売されています。

これまでパフォーマンスモデル「GRMN」や、オープンモデル「コンバーチブル」が制作されましたが、SUVは量産モデルとなりそうです。

トヨタ センチュリーSUV 予想CG
トヨタ センチュリーSUV 予想CG

提携するデザイナー・Nikita Chuicko氏から提供された予想CGは、セダンのボックス型フォルムはそのままに、角型ライトやエレガントなフロントグリル、マルチスポークホイールなどを採用。サルーンをSUV化し、和製ロールスロイス「カリナン」に仕上げている様子がうかがえます。

現行型センチュリーは、レクサス「LS」のトヨタ「Nアーキテクチャ」を採用しています。SUV版では、「グランド ハイランダー」から採用された「TNGA-K」プラットフォームをベースに開発が進められている可能性があり、ボディサイズは全長5345mm×全幅1980mm×全高1800mmと、サルーンから大幅に拡大されると思われます。

予想されるパワートレインは2つの噂があり、1つは「グランドハイランダー」から流用される2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、2基のモーターを組み合わせた「ハイブリッドMAX」を搭載、最高出力は362psを発揮します。

もう1つは、3.5リットルV型6気筒+2基のモーターを搭載するというもので、こちらはシステム合計で600ps以上が想定されます。

センチュリーSUVの登場は2023年8月と予想。価格はランドクルーザー最高グレード「ZX」760万円の3倍以上となる2,280万円を超えてくると思われ、北米、欧州市場など世界展開される可能性もありそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる