■木村拓哉さんが着用して有名になったモンクレールのアイコニックであるダウンバルーンをまとったGクラス
メルセデス・ベンツは、高級ブランド「モンクレール」とコラボレーションしたユニークな芸術作品を、ロンドンファッションショーでデビューさせることを発表しました。
モンクレールはフランスで誕生し、現在はイタリアを拠点とする高級ファッションブランドです。
日本では、2005年の大ヒットドラマ「HERO」で久利生検事を演じた木村拓哉さんが着用したことで人気に火がつき、大ブームに。現在は最高級ダウンジャケットの代名詞であるとともに、多数アイテムが展開されています。
メルセデスはこれまで、多数のアーティストやファッションブランドと共同プロジェクトを展開していますが、最新コラボでは、オフローダー「Gクラス」をベースとしたコンセプトモデルが公開されるようです。
同ブランドが「ユニークな芸術作品」と呼ぶティザーイメージでは、Gクラスのフェンダーとルーフに、モンクレールのアイコニックであるダウンバルーンが多数見られます。またリアエンドと思われる画像にも、巨大タイヤの周りや上部にダウンバルーンが確認できます。
そのほか、コンセプトモデルに関する詳細は明かされていませんが、「ブランド間で共有された価値観を高め、想像上の世界を広げる」と述べており、Gクラスが機能的なSUVとしてだけではなく、メルセデスとモンクレールのデザインを組み合わせた芸術作品であることを裏付けていると言っていいいでしょう。
正式デビューは、「ロンドン・ファッション・ウィーク」期間中の「Moncler Art of Genius」ライブショーで行われる予定です。
イベントは、オンラインストリーミングでも行われるため、ファッション関連、および自動車メディアの両方で多くの報道がされるはずです。