ベントレー「コンチネンタルGTC」が初の大幅改良へ。Flying Spur Hybridを搭載

■2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+モーターで最大544ps

ベントレーの2ドアスポーツオープンモデル「コンチネンタルGTC」改良型の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

ベントレー GTC 改良型プロトタイプ スパイショット
ベントレー GTC 改良型プロトタイプ スパイショット

コンチネンタルGTCは、4シータークーペ「コンチネンタルGT」のモープンモデルとして導入され、現行型となる3代目は2017年から販売されており、GT/GTCともにこれが初の大幅改良となります。

ベントレー GTC 改良型プロトタイプ スパイショット
ベントレー GTC 改良型プロトタイプ スパイショット

寒冷地テストで捉えたプロトタイプは一見したところあまり目立たないように見えます。

巨大なLEDライトバーはもちろん夜間や豪雪の視認性を高めるために装着されているものですが、その下方を見るとフロントバンパーが少し変更され、グリルをアップデートするなど、微妙なスタイリングの微調整がなされています。

またヘッドライトにもカモフラージュが見られるため、新設計されることを示唆しています。

後部では、LEDテールライトが黒いテープとメッシュのカバーで隠されており、グラフィックが刷新されるようです。またエキゾーストパイプも新設計されており、「フライングスパースピード」や「コンチネンタルGTマリナー」にインスパイアされているようです。

パワートレインの注目は、ブランド初となる「コンチネンタルGT/GTC PHEV」の導入です。

2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン「Flying Spur Hybrid」を搭載する可能性があり、システム合計の最高出力544psm・最大トルク750Nmを発揮、EPA(米国の燃費試験方法)において電気のみでの航続距離は21マイル(33.8km)になります。

コンチネンタルGTおよびGTC改良型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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