■2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+モーターで最大544ps
ベントレーの2ドアスポーツオープンモデル「コンチネンタルGTC」改良型の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
コンチネンタルGTCは、4シータークーペ「コンチネンタルGT」のモープンモデルとして導入され、現行型となる3代目は2017年から販売されており、GT/GTCともにこれが初の大幅改良となります。
寒冷地テストで捉えたプロトタイプは一見したところあまり目立たないように見えます。
巨大なLEDライトバーはもちろん夜間や豪雪の視認性を高めるために装着されているものですが、その下方を見るとフロントバンパーが少し変更され、グリルをアップデートするなど、微妙なスタイリングの微調整がなされています。
またヘッドライトにもカモフラージュが見られるため、新設計されることを示唆しています。
後部では、LEDテールライトが黒いテープとメッシュのカバーで隠されており、グラフィックが刷新されるようです。またエキゾーストパイプも新設計されており、「フライングスパースピード」や「コンチネンタルGTマリナー」にインスパイアされているようです。
パワートレインの注目は、ブランド初となる「コンチネンタルGT/GTC PHEV」の導入です。
2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン「Flying Spur Hybrid」を搭載する可能性があり、システム合計の最高出力544psm・最大トルク750Nmを発揮、EPA(米国の燃費試験方法)において電気のみでの航続距離は21マイル(33.8km)になります。
コンチネンタルGTおよびGTC改良型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。