■現行型よりくっきりとしたLEDデイタイムランニングライトを配置
フォルクスワーゲン(VW)は現在、フラッグシップクロスオーバーSUV「トゥアレグ」改良型を開発中ですが、その最終デザインがついに見えてきました。
トゥアレグは、これまで何度か改良型プロトタイプを捉えてきました。そのスパイショットと、独自に入手した情報により、デザイナーのNikita Chuicko氏が予想CGを制作しました。
過去に捉えたプロトタイプは、一見フルヌードのようでしたが、他のVWテスト車両と同様に、実は重要な領域を巧妙なステッカーで覆っていました。
しかし、予想CGから見えたフロントエンドには、現行型よりくっきりとしたLEDデイタイムランニングライトを配置。
スリムになったヘッドライトを装備、グリルのバーは3本に設計されています。また、バンパーの下部エアインテークは、より太く力強くなっていることもわかります。
リアエンドでの注目はLEDテールライトです。グラフィックが変更されているばかりか、左右がストリップライトで接続されており、かなりスポーティなイメージに進化します。
直近のスパイショットでは、エンジン試験設備の需要な機器ダイナモメーターでテストされていたことから、ボンネットの下でもアップデートが期待できそうです。
最新情報では、新たに3.0リットルターボチャージャーエンジンと電気モーターを組み合わせた新PHEVモデルの導入が噂されています。ですがディーゼルに関しては、より厳しい環境規制のために特定の市場から外される可能性があるようです。
また、トルセンセンターディファレンシャルロックを備えた4Motion全輪駆動機能を保持するほか、 8速自動トルクコンバーターギアボックスも改良型に残ります。
トゥアレグ改良型のデビューは、2023年内と予想されます。