メルセデス・ベンツの再編がエグい!? 14モデルに簡素化、2030年頃には「ステーションワゴン」完全撤退の衝撃情報

■SUV「GLCクーペ」と「GLEクーペ」は次期型で終了の可能性

メルセデス・ベンツは、クロスオーバーSUV「GLE」、および派生モデル「GLEクーペ」新型を発表したばかりですが、次世代ラインアップに関して衝撃の噂が入ってきました。

メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン
メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン

同社では次世代ラインアップの再編成に着手していますが、「SLC」「Sクラスクーペ」「Sクラス カブリオレ」のキャンセルに続いて、今後数年間で複雑なラインナップをさらに簡素化することを検討している可能性が高いことがわかりました。

メルセデス・ベンツ CLS
メルセデス・ベンツ CLS

同ブランドではすでに、コンパクトカーの数が7台からわずか4台に減ることを発表していますが、一部の大型車も廃止の危機にさらされているようです。

これまで「Cクラス クーペ」および「カブリオレ」は、「Eクラス クーペ」およびカブリオレとともに、新セグメント「CLE」に代替えされることはお伝えしていますが、あらたに4ドアクーペセグメントの先駆者である「CLS」、AMG「GT 4ドアクーペ」の廃止も計画されているといいます。

さらに衝撃的事実も発覚。英「Car&Drive」誌によると、現在「Eクラス ステーションワゴン」次期型を開発していますが、これが最後となる可能性があるといい、2030年頃には「Cクラス ステーションワゴン」「CLA シューティングブレーク」などを含むステーションワゴンの販売から完全撤退すると伝えています。

さらに衝撃情報は続きます。人気クロスオーバーSUV「GLCクーペ」と「GLEクーペ」は次期型もって生産終了に追われるといい、現在販売されている33のボディスタイルから存続するのは、わずか14モデルに簡素化する計画を持っているといいます。

ただし、メルセデス・ベンツの未来には、フルエレクトリック版「Gクラス」「300SL」の復活など新型モデルも続々控えており、ラインアップ再編成とともに、そのモデル数は一度削減された後、再び増加すると思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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