アウディの巨大SUV「Q8」が初の大幅改良へ。進化するポイントを捕らえた!

■シングルフレームグリル拡大、U字型ハニカムメッシュパターンを採用

アウディのフラッグシップ・クロスオーバーSUV、「Q8」改良型の市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

Audi Q8 facelift 4
アウディ Q8 改良型 プロトタイプ スパイショット

Q8は、同ブランドのSUV「Qシリーズ」におけるフラッグシップモデルとして2018年に発売されましたが、これが初の大幅改良となります。

パーキングで捉えたシルバーのプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしていますが、シングルフレームグリルの穴が大きくなり、新設計されたU字型ハニカムメッシュパターンが採用されていることがわかります。また新設計されたエアインテーク、垂直バーを備えた下部のワイドグリルも露出しています。

Audi Q8 facelift 12
アウディ Q8 改良型 プロトタイプ スパイショット

後部バンパーにはブラックアウトされ、スリムでワイドに刷新されたデュアルエキゾーストパイプも確認できます。またアグレッシブなフロントバンパーデザインや、レッドブレーキキャリパーを装備していることからも「S Line」プロトタイプと思われます。

最大の注目は、内部LEDデイタイムランニングライトが新設計されたヘッドライトでしょう。グラフィックが刷新されているテールライトは、左右をLEDバーが繋ぐデザインが継承されるはずです。

キャビン内では、新しい内装オプションと、アップグレードされたインフォテインメント/接続機能でインテリアを一新し、プレミアムSUVセグメントのライバルと同等クオリティを維持すると思われます。

パワートレインは、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドに重点がおかれ、高性能SQ8、RS Q8もキャリーオーバーされる見込みとなっています。

Q8改良型のワールドプレミアは2024年と予想され、2026年には第2世代へのバトンタッチが期待されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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