■スペーシア、ハスラー、ワゴンRスマイル、ラパン、ソリオが対象
自動車メーカーをはじめとした多彩な企業がクルマのサブスクに参入しています。より手軽にクルマを使いたい、というニーズに応えるのはもちろん、自動車ディーラーにとっては点検やメンテナンスなどで入庫が計算できるなどの利点もあるようです。
軽自動車やコンパクトカーを主力とするスズキは、とくに地方で欠かせない生活の足として支持されているのは間違いないでしょう。筆者の実家である北関東も好例で、1人1台が当たり前になっています。
複数のクルマを所有するとなると、維持費の安い軽やコンパクトカーに目が向くのも自然といえそう。
クルマが欠かせない地域では、下取りや買い取りに出してクルマを買い替えるというサイクルが当たり前になっている一方で、セカンドカー、サードカーはサブスクで十分というニーズも出てきそう。また、都市部などで初めてクルマを手にしたいという、とくに若い層からも、サブスクに対して関心が高まっていそうです。
このほどスズキは、月額制で利用できる新車のサブスク・サービス「スズキ定額マイカー7」を2023年2月1日(水)より全国で開始しました。「スズキ定額マイカー7」は、スズキの自動車販売金融子会社であるスズキファイナンスによる販売になります。
「スズキ定額マイカー7」は、車両代金や登録諸費用はもちろん、車検時含む点検費用、オイル交換、各種税金、自動車保険などを7年間分まとめて、月々定額で支払うことで、クルマに乗ることができるサブスク・サービス。
ガソリン代や駐車場代などをのぞき、クルマの維持費も含めて毎月定額のため出費がわかりやすく、安心してクルマに乗ることができます。さらに、5年(60ヶ月)経過以降は、中途解約金(未経過リース料)免除でスズキの新車に乗り換えられる特約も付帯され、ユーザーのタイミングでクルマの見直しをすることができるのも魅力。
スズキでは、気軽に新車に乗りたい方、若年層、転勤や就職、就学など、これからライフスタイルが変わる予定の人など幅広い層を想定しているそうです。なお、個人ユーザー(法人名義、個人事業主は不可)で、申込時75歳までとなっています。
●対象車種
軽自動車:スペーシア、ハスラー、ワゴンRスマイル、ラパン
登録車:ソリオ
※ラパン以外は全方位モニター付きメモリーナビゲーション装着車。ラパンはバックアイカメラ付きディスプレイオーディオ装着車になります
●装備品:フロアマット、ドアバイザー、ETC車載器
(塚田 勝弘)