新型BMW X3はコクピットが大進化!最新世代カーブドディスプレイを激写

■弟分X1と差別化される14.9インチのセンターインフォテインメントシステを搭載

BMWは現在、大人気クロスオーバーSUV「X3」次期型を開発中ですが、最新プロトタイプを捉えるとともに、そのコクピットをカメラが初めて捉えました。

BMW X3 7
BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット

キャッチした最新プロトタイプは擬装も多く、ヘッドライトやテールライトは未だプレースホルダー(ダミーコンポーネント)のままです。

最終的には、サイドにまわるスイープバックヘッドライトを装備、新設計のキドニーグリル、バンパーにはスリムなエアカーテンや、中央で垂直方向に支えられたワイドなセンターエアインテークが配置されると思われます。

BMW X3 4
BMW X3 次期型プロトタイプ コックピット

キャビン内では、布で隠されている部分があるものの、新しいカーブドディスプレイが装備されていることがわかります。

詳細は不明ですが、おそらく12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのセンターインフォテインメントシステムが搭載される可能性が高いです。その場合、X1が採用する10.25および10.7インチのディスプレイと大きく差別化されます。

そのほか、新設計されたフラットボトムのステアリングホイールを装備、現行のフルサークルホイールより少しコンパクト、かつスポーティに見えます。また、センターコンソールのシフトレバーはなくなり、小さなトグルに置き換えられています。ダッシュボードの大きな赤いボタンは、テスト目的のためのものと思われます。

BMW X3 12
BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット

現行型のパワートレインは、最高出力248psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンと、最高出力387psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンがラインアップされていますが、次期型では2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのプラグインハイブリッドも導入されます。

X3次期型のワールドプレミアは、2023年後半になるでしょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる