■弟分X1と差別化される14.9インチのセンターインフォテインメントシステを搭載
BMWは現在、大人気クロスオーバーSUV「X3」次期型を開発中ですが、最新プロトタイプを捉えるとともに、そのコクピットをカメラが初めて捉えました。
キャッチした最新プロトタイプは擬装も多く、ヘッドライトやテールライトは未だプレースホルダー(ダミーコンポーネント)のままです。
最終的には、サイドにまわるスイープバックヘッドライトを装備、新設計のキドニーグリル、バンパーにはスリムなエアカーテンや、中央で垂直方向に支えられたワイドなセンターエアインテークが配置されると思われます。
キャビン内では、布で隠されている部分があるものの、新しいカーブドディスプレイが装備されていることがわかります。
詳細は不明ですが、おそらく12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのセンターインフォテインメントシステムが搭載される可能性が高いです。その場合、X1が採用する10.25および10.7インチのディスプレイと大きく差別化されます。
そのほか、新設計されたフラットボトムのステアリングホイールを装備、現行のフルサークルホイールより少しコンパクト、かつスポーティに見えます。また、センターコンソールのシフトレバーはなくなり、小さなトグルに置き換えられています。ダッシュボードの大きな赤いボタンは、テスト目的のためのものと思われます。
現行型のパワートレインは、最高出力248psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンと、最高出力387psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンがラインアップされていますが、次期型では2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのプラグインハイブリッドも導入されます。
X3次期型のワールドプレミアは、2023年後半になるでしょう。