ゴルフ8風のスリムなヘッドライトを採用する次期型フォルクスワーゲン・パサート

■車内コード「B9」、VWパサート次期型はこうなる

フォルクスワーゲン(VW)は現在、主力モデル「パサート」次期型を開発中ですが、その最新予想CGが制作されました。

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VW パサート ヴァリアント 次期型 予想CG

世界的に落ち込みが激しいミッドサイズセダンですが、VWも例外ではなく、社内コード「B9」と呼ばれる次世代型は、セダンがラインアップから外れ、ワゴンのヴァリアントのみとなることが噂されています。

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VW パサート ヴァリアント 次期型 予想CG

予想CGを提供してくれたのは、お馴染みNikita Chuicko氏です。2022年3月にもCGを掲載しましたが、こちらは最新情報&プロトタイプを参考に制作され、より正確さを増しているはずです。

フロントエンドは、ゴルフ8にインスパイアされたスリムなヘッドライト內部のグラフィックや、バンパーリップ部分を修正されているほか、IDファミリーと同じコンパクトなグリルに置き換えられます。

リアエンドでは、LEDストリップで繋がれたテールライトデザインを修正、より最終デザインに近づいていると見ていいでしょう。

パワートレインは事実上、燃焼エンジンを搭載して販売されるモデルの最後の世代になります。「MQB」プラットフォームの進化形を採用し、Euro7排出基準を満たす電動ガソリンおよびディーゼルエンジンのファミリーを搭載すると予想されます。

パサート次期型は、2024年モデルとして2023年内のワールドプレミアが予想されており、基盤を共有する第4世代のシュコダ「スペルブ」と合わせて、スロバキアのブラチスラバで生産予定となっています。また、SUVテイストを盛り込んだ「オールトラック」バージョンの登場も期待できるでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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