3年振りにエレクトリックで復活するアキュラ「ZDX」、販売方法はオンラインのみと判明

■ゼネラルモーターズと共同で開発した「Ultiumu」バッテリー搭載

ホンダの海外高級ブランド「アキュラ」は現在、新型クロスオーバーSUV「ZDX」を開発中ですが、その販売方がわかりました。

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アキュラ ZDX プロトタイプ

ZDXは、かつて2009年から2021年まで販売していたクロスオーバーSUVですが、新たに同社初のフルエレクトリックモデルとして復活することが決定しています。

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アキュラ ZDX プロトタイプ

American Hondaはデジタル化を加速させ、EVモデルを100%オンラインで販売するという計画をもっており、その第一弾として「ZDX タイプS」を2024年にリリースすることを予定していることがわかりました。

アキュラは先月、ZDXプロトタイプを公式リーク、パワートレインに関する具体的な詳細は明かしていませんが、市販型はゼネラルモーターズと共同で開発されており、「BEV3」プラットフォームを採用、「Ultium」バッテリーを搭載します。

公開されているプロトタイプは、プレースホルダーのヘッドライトとテールライトを装備。まだまだ最終デザインは見えていませんが、フラットなルーフラインと短いオーバーハングを持ち、8月の「プライベート・アキュラ・レセプション」で初公開された「プレシジョンEVコンセプト」から多くスタイリングのインスピレーション得ると予想されます。

新車販売をオンラインに移行しようとするアキュラの取り組みは、業界1つの傾向です。 新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの買い物客がオンラインで買い物をすることを余儀なくされ、ディーラーや自動車メーカーなどは、その需要に応えようと体制を整えているからです。

しかし、多くの州では、メーカーからの直接販売を禁止する厳格なディーラーフランチャイズ法があり、アキュラの計画がそのディーラーネットワークでどのように機能するかは不明となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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