■リアエンドではエンジンカバーにルーバーを備え、内部が見える仕様
ランボルギーニは現在、フラッグシップスーパーカー「アヴェンタドール」後継モデルを開発中ですが、その市販型デザインと思われる特許画像が流出、スウェーデンのエージェント経由で入手しました。
知的財産庁に提出されたこの特許図面からは、複数のシャープなエッジ、Y 字型のデザイン キューなど、この1年間に捉えてきたプロトタイプとかなり一致していることがわかります。
リアエンドでは、エンジンカバーにルーバーを備え、内部が見える仕様のようです。また、高い位置にエキゾーストパイプを配置、アグレッシブなディフューザーも確認できます。
コクピットには、デジタルインストルメントクラスターを見ることができます。タコメーターの中央には「V12」のロゴが配置され、次世代型でも12個のシリンダーがあることがわかります。
メーターに見える8500rpmから始まるレッドゾーンにも注目です。また「シティモード」を示す「citta」の文字が見てとれることから、サーキットに持ち込む前に日常の運転特性をテストしている可能性が高いです。
さらに、左側にある警告メッセージから判断すると、この時点ではリアアクティブスポイラーに何らかのトラブルを抱えているようです。
パワートレインは、新開発の自然吸気V12エンジンと電気モーターを組み合わせ、ブランド初の量産V12プラグインハイブリッド(PHEV)となります。そのスペックは、アヴェンタドールLP780-4ウルティメを軽く超えてくることは間違いなく、システム合計の最高出力は800ps~900psと予想されています。
まだ名もないスーパーカーのワールドプレミアは2023年内と予想されています。