■「タイプR」からエンジン移植で最高出力300ps以上は確実
ホンダの海外高級ブランド「アキュラ」は現在、5ドアクーペ「インテグラ」に設定される高性能モデル「タイプS」を開発中ですが、その最新ティザームービーが公開されました。
インテグラは、バブル景気の1980年代に日本市場にて人気を得た2ドアクーペ/4ドアハードトップです。2006年に惜しまれつつも日本での販売を終了していましたが、2022年に米国市場で16年ぶりに5ドアスポーツとして「インテグラ」の名を復活させました。
「マルチバース」は、最近のMCU(マーベル)映画でよく耳にするワードですが、簡単にいえば宇宙にある複数のパラレルワールドに同一のものが存在することです。
このアニメでインテグラ タイプSを見ることができるのは、動画37秒から42秒の間。
その5秒間で、アニメ作品『チアキのジャーニー』の主人公・チアキがハンドルを握り、巨大なフロントスプリッターと、大型リアウィングを備えたタイプSがカメラに向かってスピード加速、パイクス・ピーク・インターナショナル ヒルクライムを思い起こさせる山岳コースを駆け上がります。
ベースモデルのパワートレインは「シビック Si」にも搭載されている1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力は203psを発揮します。一方、「タイプS」では2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー「VTEC」エンジンを「タイプR」から移植、6速トランスミッションと組み合わせ300psを超えてくることが期待されています。
インテグラ タイプSのワールドプレミアは、今夏に决定しています。