メルセデス・ベンツ「CLA」改良型、デザインを先行公開

■現在のL字型のスタイルではなく、斜めのバーで構成されるDLR

メルセデス・ベンツは現在、スタイリッシュコンパクト「CLA セダン」改良型を開発中ですが、その最新プロトタイプが豪雪のフィンランドに出現しました。

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メルセデス・ベンツ CLA セダン 改良型プロトタイプ スパイショット

現行型となる第2世代CLA(C118/X118型)は2019年のCESに登場、これが初の大幅改良となります。

捉えたプロトタイプのフロントエンドには、グリルを二分割する水平バーを装着していることから、AMGバージョンではないことがわかります。

現行型と比較すると、新しい内部グラフィックを備えたヘッドライトを装備しており、LEDデイタイムランニングライトは、現在のL字型のスタイルではなく、斜めのバーで構成されているようです。

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メルセデス・ベンツ CLA セダン 改良型プロトタイプ スパイショット

リアエンドでは、カモフラージュの細いストリップがテールライトを覆い、内部グラフィックには、ハーフカップのLEDラインが見てとれます。

キャビン内では、デュアルスクリーンレイアウトはそのままに、「Aクラス」でアップデートしたセンターコンソールを装備。トラックパッドは廃止され、ワイヤレス充電パッドとカップホルダーのためのスペースを作り、最新のMBUXソフトウェアが提供されます。

予想されるワートレインは、48VのマイルドハイブリッドシステムでCLA全ラインナップを電動化、7速または8速ギアボックスに組み合わされ、電気ブーストによりパワーと効率の向上を図ります。AMG「CLA 35」はハイブリッドとなり、「CLA 45」は416馬力までパワーアップする可能性が高いようです。

CLAのデビューは1月18日に決定。メルセデス・ベンツはエントリーレベルの製品を削減して、Cクラス以上の大型車に投資を集中できるようにする予定です。この戦略には、2025年以降のAクラスとBクラスの廃止が含まれますが、CLAセダン、およびシューティングブレークは、存続が濃厚という情報が入ってきています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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