使いやすいカーナビ、新型「楽ナビ」今度の進化はオンライン化【パイオニア カロッツェリア2023春新商品発表】

■カロッツェリア「楽ナビ」がモデルチェンジで登場

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プレゼンするパイオニア株式会社モビリティプロダクトカンパニー高島直人CEO

パイオニアのカロッツェリア・カーナビは、カーナビに求められる機能すべてを研ぎ澄ました最高峰のサイバーナビと、その培った技術でカーナビに求められる高度な基本機能を搭載しながら使いやすさや楽しさを前面に出した楽ナビに大別されます。

エントリーユーザーにも、広く一般のドライバーにも楽ナビはおすすめです。

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新楽ナビのAVIC-RF920-DCとAVIC-RQ920-DC

その楽ナビが、2023年春モデルとなって登場しました。

今回の楽ナビの進化のポイントは、車内がWi-Fiスポットになる、ネットワークスティック同梱モデルの登場。docomo in car connectの契約は必要ですが、Wi-Fiルーターとして使用することで、様々なコンテンツを楽しむことができ、オンラインでの検索「お出かけ検索」や、地図の自動更新も手軽にできるようになりました。

また、Doメニューにより、メニューに現れるボタンをユーザーの好みでカスタマイズ。よく使う機能へのショートカットが可能で、使い勝手を良くしてくれます。

操作系では、地図画面においてシングルタップ、ダブルタップで地図スケールの拡大・縮小が可能。ディスプレイパネルは1280×720のHDパネルを採用し、広い視野角を実現しています。

HDMI入出力が可能で、スマホをミラーリングしたり、後席用モニターにコンテンツを映し出したり、といったこともキレイな映像で楽しむことができます。

カーナビのルート案内では、「信号機カウント交差点案内」がポイント。助手席の友達が道を教えてくれるときの「2つめの信号を左」といった具合の案内を楽ナビはやってくれます。

発展性としては、バックカメラ接続ができるのはもちろん、このカメラを、ドライブレコーダーのリヤカメラとして機能させることが可能に。ドライブレコーダーユニットは、録画中映像、つまりリアルタイム映像を楽ナビに表示することもでき、前後カメラをワンタッチで切り替え可能です。

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ハイエースに装着した新楽ナビのAVIC-RF920-DC

モニターサイズは9V型のフローティングタイプも登場し、8V、7Vもあり。普段スマホナビを使ってる人も、楽ナビならハードルも低く、正確で便利なカーナビに満足できるのではないでしょうか。価格はすべてオープン価格です。

(文/写真:小林和久)

※文中の解説・機能はすべての楽ナビに当てはまらないものもあります。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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