改良型でここまで進化!? ヒョンデのコンパクト「エラントラ」、日本市場導入も期待

■2021年の北米カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した主力セダン

ヒョンデの人気セダン「エラントラ」改良型の予想CGを入手しました。

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ヒョンデ エラントラ 改良型 予想CG

初代エラントラ(J1型)は、「ステラ」後継モデルとして1990年にデビュー。韓国では第2世代から「アバンテ」を名乗っています。

発売当初はそれほどの販売力はありませんでしたが、高い経済性や性能を評価され、ベストセラーにまで成長。第4世代では、韓国初のハイブリッドカーが設定されるなど、同ブランドの中心モデルとなっています。

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ヒョンデ エラントラ 改良型 予想CG

第7世代(CN型)となる現行型は2020年に発売、これが初の大幅改良となります。

予想CGを提供してくれたのは、お馴染みNikita Chuicko氏です。

改良型のハイライトは「スタリア」にインスパイアされた、左右に広がるフロントの巨大ラジエターグリルでしょう。その上部には、コナ新型で見られるのと同様のLEDライトバーを配置、ヘッドライトはグリルに統合され、現行モデルとは異なる形状とサイズに進化しています。

リアエンドでは大きな変化はありませんが、LEDテールライトがよりスリムになり、内部グラフィックも新設計されているほか、バンパーデザインも微調整されているようです。

ボンネットの下では、エントリーモデルに2.0リットル自然吸気エンジンが搭載され、電動モデルには1.6リットル直列4気筒を搭載。改良型でもキャリーオーバーが予想され、6速マニュアルギアボックス、またはオプションのデュアルクラッチオートマチックのいずれかと組み合わされます。

エラントラ改良型のワールドプレミアは2023年後半または2024年になりそうで、米国での価格は20,500ドル(約270万円)、ハイブリッドは24,200ドル(約319万円)、パフォーマンス「N」は32,650ドル(約430万円)とほぼ現行モデル同様と予想されます。

電動モデルは日本市場導入も期待され、国内発売されれば、トヨタ「カムリ」やホンダ「アコード」のライバルとなるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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