■フロントガラスとルーフの間に仕切りのないフルガラスのキャノピー採用
フェラーリのハイブリッドスーパーカー「SF 90ストラダーレ」後継モデルとなる「SF 100」(仮称)を大予想しました。
SF 90ストラダーレは、ブランド初の量産ハイブリッド「ラ・フェラーリ」に続く電動モデルとして2019年に発売。
3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジン+3基のモーターを搭載し、システム合計の最高出力は1,000psを発揮します。
現在、韓国ソウルにある弘益大学で自動車デザインを学んでいる独立系デザイナー、@ur_jeen氏から提供された予想CGは、プロポーションこそSF90と非常に似ていますが、よく見ると2つのスーパーカーに共通点はあまりないことに気づきます。
フロントエンドでは、ノーズとLEDヘッドライトにシンプルなスタイリングアプローチを選択、バンパーのインテークは小さいですが、際立つリップスポイラーが装着されています。
最大の注目はフロントガラスとルーフの間に仕切りのないフルガラスのキャノピーでしょう。
側面では、深くえぐられたエアインテークを新設計、ミラーはデジタルカメラに置き換えられ、足回りには黄色に塗装されたキャリパーを備えているのがわかる5本スポークのアロイホイールが装着されています。
リアエンドでも大きな変化がみられます。SF90のLEDテールライトは丸みを帯びた四角形ですが、SF100では4つの独立したラインに進化、その上にアクティブリアスポイラーが配置されています。
また、ガラス製のエンジンカバーがリアデッキの中心にあり、狭いリアウインドウシールドは過去のフェラーリモデルと同様に湾曲しています。
ほかにも、ディフューザーはSF90よりも目立たず、デュアルエキゾーストパイプとF1スタイルのブレーキライトを統合させ、リアバンパーの大きなエアアウトレットに隣接しています。
気になるパワートレインですが、プラグインハイブリッドのセットアップを保持していると述べた以外は、架空の仕様について触れていません。
しかし、最近公開されたフェラーリビジョンGTコンセプトから判断すると、最高出力1,030psを発揮するV型6気筒ツインターボエンジンと、最高出力326psを発揮するトリプルモーターを搭載し、システム合計1,342ps以上という強力なパワーが想定できるでしょう。