老舗の自動車関連商社「阿部商会」はGR86とアウトバックを取り扱いブランドでカスタマイズ【東京オートサロン2023】

■戦後まもなく創業した総合自動車関連商社が阿部商会

阿部商会ブース
さまざまなアイテムを扱う阿部商会のブース

阿部商会は、戦後間もない1948年に東京・神田に創業された自動車関連の総合商社です。

現在扱っているブランドは、ショックアブソーバーのビルシュタイン、ホイールのアウトストラーダ、オイルのフックス、アクセサリーのスーリーなどさまざま。

そんな阿部商会は、トヨタ・GR86とスバル・アウトバックの2台のデモカーを展示。それぞれに気になるアイテムを装着されていました。


●走りを楽しくするビルシュタインサス装着のGR86

阿部商会のGR86デモカー
ビルシュタインカラーにラッピングされた阿部商会のGR86

GR86には走りを意識したパーツが装着されていました。

サスペンションはビルシュタインのB14車高調整式サスペンションキット。ホイールはアウトストラーダのAS103デザインで、タイヤはコンチネンタルのプレミアムコンタクト6(225/40R18 92W XL)が組み合わされていました。

B14車高調整サスペンションキット
モノチューブ倒立式を採用するB14車高調整サスペンションキット
松本ゆん
GR86を担当したイメージガールは松本ゆんちゃん

ホイールを締結しているのは、McGardのスプラインドライブインストレーションキット、ナンバープレートもMcGardのナンバープレートロックセットで取り付けられています。

また、見えない部分ですが、エンジンオイルはフックスのGT1フレックス5(0W-20)が使われています。

●ジワジワ人気がアップしているルーフテントを装着したアウトバック

ルーフテント
最近のアウトドアブームで、ますます人気となっているルーフテント

最近のアウトドアブームも手伝って、さらにその認知度が高くなっているブランドが、ルーフキャリアやルーフボックスを手がけるスーリーでしょう。

阿部商会ブースに展示されていたアウトバックには、そのスーリーのアタッチメント(Evo Raised Rail 710410)とバー(WingBar Evo Black)を使い、ルーフテント(Approach M Tan)が装着されたスバル・アウトバックが展示されていました。

百田ゆり
スーリーのイメージガールは百田ゆりちゃん
フックスオイル
GR86もスバル・アウトバックもフックスのオイルを使用

ルーフの上を知り尽くしたスーリーだけに、ルーフテントの性能には期待が持てます。

このアウトバックのホイールはABENTURAで、タイヤはピレリのスコーピオン・オールティレンが組み合わされています。GR86同様にMcGardのホイールナット&ナンバープレートロックセット、フックスのGT1フレックスオイルが使われています。

(文・写真:諸星 陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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