■ダークヴァーダントのエミーラは、外観だけでなく内装も間近で見られる
2023年1月13日(金)、千葉県の幕張メッセで東京オートサロン2023が開幕しました。
東ホール8にあるロータスブースには、セネカブルーとダークヴァーダントのボディーカラーをもつ2台のロータスエミーラが展示されています。
ロータス・エミーラは、2021年10月より受注を開始した、ロータスが作った最高で最後のエンジンを搭載したミッドシップスポーツカーです。
エミーラは、自社開発した新しい軽量の接着アルミニウムシャシーを採用。その革新的な車両アーキテクチャは、エヴァイヤが開発された手がかりを使用した、大胆で象徴的なデザインで包まれています。
エミーラに搭載されているエンジンは2種類。トヨタ製の3.5L V6スーパーチャージャーと、AMGとロータスが共同開発した2L直列4気筒ターボの2種類です。
エミーラの最高出力は、V6スーパーチャージャーエンジンが405ps、直4ターボが365psを発生。組み合わされるトランスミッションは、V6が6速MT。直4が8速DCTとなっています。
車両本体価格は、エミーラV6ファーストエディションが1452万円、直4のエミーラファーストエディションは1386万円となっています。
エミーラのイメージカラーともいえるセネカブルーのモデルは、柵の外から外観を観ることしかできませんが、ダークヴァーダントのエミーラは、近づいてインテリアやエンジンを間近で観ることが可能です。
英国のスポーツカーブランド、ロータス最後のガソリン車となるエミーラを、しっかりと目に焼き付けるチャンスです。
(文・写真:萩原 文博)