世界一の自動車メーカーの社長「豊田章男」と世界一のスピード違反男「永田和彦」夢のコラボがTwitterで話題に【東京オートサロン2023】

■東京オートサロン名物「章男社長のブース巡り」でハプニング

東京オートサロン名物とも言える、モリゾウこと豊田章男トヨタ自動車社長の会場行脚(あんぎゃ)。同業他メーカーやショップ問わず、出展者のブースに突然現れてはサプライズを見せてくれることもしばしば。

そんなモリゾウさん、今回はあのトップシークレットブースを訪れたようで、あの世界一の速違反男との遭遇シーンがWeb optionのTwitterで話題となっています。

突然現れた章男社長、スモーキー永田のことをどうやら知っているらしく、顔を合わすなり「スピード違反の人」と正解を導いちゃってます。さすが、自動車業界のことで知らないことはないんだぞ、と言わんが如くです。

そんなわけで早速、トップシークレット代表のスモーキーこと永田和彦氏にその時の様子や感想を聞いてきました。

ーーあのトヨタの章男社長が永田さんのことを知っていたそうですね。ぶっちゃけどう思います?

メチャクチャ驚いた!

元々、トヨタ車ばっかり、スープラでいろいろチューニングをやっていたので、それで知ってもらているのかな?と。なんか嬉しかった。

ーーあ、そういう意味で知ってるんでなく、永田さんの速度違反男としてのキャラクターを知ってたみたいですよね?

ヤバイ! ヤバイ!!

ーーそんな章男社長率いるトヨタに期待することは?

やっぱり、90スープラはちょっと悲しかった。だって90はBMWのクルマになったのでスープラらしさが無くなった。

トヨタ車は、86を出してくれて、新しいGR86もとてもいいクルマだと思う。けど、でも、ボクたち大人が乗るスポーツカーが欲しい。

ーーレクサスLCなど、トヨタグループではレクサスが大人のスポーツカーを出してるんじゃないですか?

V8が載っているレクサスとかはちょっと…えげつなさ過ぎ!というか。ちょっとキラキラし過ぎちゃっているから、大人が気持ち良く乗れるGT-Rみたいなトヨタのスポーツカーが欲しい。

70、80時代のスープラのような、ソアラとか、セリカXXとか。レクサスではないスポーツカーね。パワーがあって、足まわりも良く、そしてFRか4WDが絶対。FFじゃなくて出してほしい。

ーーモリゾウ社長へのメッセージがありますか?

ボクたち世代がやっぱり一番のクルマファンだと思うんです。なので、ボクたちが喜ぶようなクルマをぜひ作って欲しいな!


豊田章男社長、このメッセージが届いてますでしょうか? ぜひ、大人のスポーツカーを出していただきたい。まあ、それを使っての速度違反記録の更新はしないようにスモーキー永田さんへは伝えておきますので!

(文:小林和久/写真:永光やすの)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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