BMWこれが未来のコクピットだ! 新世代のヘッドアップディスプレイも付属

■画面が複数のセクションに分割された1つのスクリーン

BMWは、米国のラスベガスで行われている「CES2023」にて、「Neue Klasse」(ノイエ・クラッセ)プラットフォームに採用される、全幅ディスプレイを世界初公開しました。

BMW Neue Klasse
BMW Neue Klasse プラットフォーム用全幅ディスプレイ

このディスプレイは、同じくCESで公開された「i Vision Dee」コンセプトのように、フロントガラスに画像を投影する代わりに、スリムでフロントガラス全幅を占める湾曲したディスプレイを採用しています。

多くは明かされていませんが、複数のスクリーンが組み合わされたものではなく、1つの連続したスクリーンのように見え、画面が複数のセクションに分割されることがわかります。

BMW i Vision_010
BMW i Visionコンセプト

ドライバーの前には、基本的なフルデジタルインストルメントクラスターがあり、スピードメーターと、現在のトランスミッション設定が表示されます。右側にはミニマリストのインフォテインメントディスプレイと時計があります。またそこには新世代のヘッドアップディスプレイが付属することも発表されました。

Neu Klasseモデルの航続距離は621マイル(1,000km)を超えることはなく、1分充電することで30マイル(48km)の航続距離が追加できるといいます。

この次世代プラットフォームの生産は、2025年にハンガリーで開始、サウスカロライナ州の工場では新しいプラットフォームに乗った少なくとも6台のエレクトリックSUVが導入されるといいます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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