■画面が複数のセクションに分割された1つのスクリーン
BMWは、米国のラスベガスで行われている「CES2023」にて、「Neue Klasse」(ノイエ・クラッセ)プラットフォームに採用される、全幅ディスプレイを世界初公開しました。
このディスプレイは、同じくCESで公開された「i Vision Dee」コンセプトのように、フロントガラスに画像を投影する代わりに、スリムでフロントガラス全幅を占める湾曲したディスプレイを採用しています。
多くは明かされていませんが、複数のスクリーンが組み合わされたものではなく、1つの連続したスクリーンのように見え、画面が複数のセクションに分割されることがわかります。
ドライバーの前には、基本的なフルデジタルインストルメントクラスターがあり、スピードメーターと、現在のトランスミッション設定が表示されます。右側にはミニマリストのインフォテインメントディスプレイと時計があります。またそこには新世代のヘッドアップディスプレイが付属することも発表されました。
Neu Klasseモデルの航続距離は621マイル(1,000km)を超えることはなく、1分充電することで30マイル(48km)の航続距離が追加できるといいます。
この次世代プラットフォームの生産は、2025年にハンガリーで開始、サウスカロライナ州の工場では新しいプラットフォームに乗った少なくとも6台のエレクトリックSUVが導入されるといいます。