■LEDストリップの代わりに內部のグラフィックがよりスポーティーに
メルセデス・ベンツは現在、クロスオーバークーペSUV「GLCクーペ」を開発中ですが、その最終デザインをプレビューする最新予想CGを入手しました。
GLCでは、現行モデル同様に新型にもクーペが設定されます。
先代モデルである初代GLCは2015年にデビュー。翌2016年には、「いよいよCクラスに、SUV」というキャッチフレーズとともに、日本市場に導入されました。
2022年6月にベースとなる「GLC」第2世代を発表、クーペにも期待が集まっていましたが、新型でもその導入が確定しています。
お馴染みNikita Chuicko氏が提供してくれた、最新予想CGのフロントエンドには、鋭いLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライトを装備、アグレッシブなグリルと大きな開口部がないことからAMGではないことがわかります。
注目は後部で、以前のCGで見られたコストのかかるLEDストリップを採用しておらず、かわりにテールライトの內部のグラフィックがスポーティーに新設計されています。
これは最新スパイショットを参考にしており、このデザインが採用される可能性もありそうです。
ルーフエンドやDピラーはより流麗に処理され、クーペSUVというより、流行の兆しを見せるハイライディングスポーツカーのようです。
パワートレインは、ベースとなるGLC同様に最大直列4気筒エンジンのみを提供。最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボにマイルドハイブリッド技術を導入した「GLC300」、最高出力380psを発揮する2.0リットル直列4気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドなど電動化が強化されます。
またFWDモデル、AWDモデル両方に9速オートマチックギアボックスが標準装備されます。
GLCクーペのワールドプレミアは、2022年内と予想されていましたが、とくにティザーキャンペーンも見られず、差し迫ったデビューの兆候がないため、2023年以降となりそうです。