待ってろアルファード。ホンダ「オデッセイ」、高級路線で復活へ

■全高を1,850mm程度まで拡大、ホイールベース延長で車内充実の広さを確保

ホンダは現在、「オデッセイ」後継となる高級ミニバンを開発していると見られますが、その最新情報を入手、予想CGを制作しました。

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ホンダ オデッセイ 次期型 予想CG

初代オデッセイは1994年に誕生、日本で大ヒットとなりました。2013年には5代目となる「オデッセイ/アブソルート」を発売しましたが、2020年に大幅改良されてからわずか1年後の2021年12月、狭山工場の閉鎖に伴い、惜しまれつつも生産が終了しました(中国市場では存続)。

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ホンダ オデッセイ 最終モデル

それから2年、オデッセイ後継モデルが発売されます。新型では、全高を1,850mm程度まで拡大するほか、全長とホイールベースも若干ストレッチすることにより3列目まで居住空間が大幅に向上するとみられます。

情報に基づく予想エクステリアデザインは、サイドキャラクターラインをフロントからリヤまで伸ばし、ショルダータイプにした立体的デザインが特徴です。フロントエンドはシンプルな顔つきながら、ヘッドライトは細く、シャープなデザインに、両サイドには大胆に伸ばしたLEDライトを配置するなどラグジュアリーなデザインが予想されます。

室内では、アコード新型と並ぶブランド史上最大の12.3インチインフォテイメントディスプレイを搭載、GoogleビルトインやAppleCarPlayに対応。シートには高級レザーを仕様、トリムもプレミアム感を持たせるなど、ホンダ史上最高級ミニバンを目指すとともに、ミニバン王者トヨタ「アルファード」を標的にすると予想されます。

安全装備では、全方位安全運転支援システムの「Honda SENSING 360」と「Honda SENSING Elite」の次世代技術を搭載。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒+電気モーター「e:HEV」ハイブリッドを搭載、ガソリンエンジンモデルの設定も可能性はありますが、ハイブリッド専用モデルになるとも噂されています。

ホンダ最新技術を惜しみなく投入するオデッセイ新型のワールドプレミアは、2023年後半となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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