■「CLAR」ではなく、新世代「Neue Klasse」プラットフォームを採用
BMWは現在、主力クロスオーバーSUV『X3』次期型を開発していますが、「M」バージョンではフルエレクトリックバージョンのみが設定される可能性があることがわかりました。
コードネーム「G45」と呼ばれるX3次期型は「CLAR」ではなく、新世代「Neue Klasse」プラットフォームを採用します。
パワートレインの詳細は明らかになっていませんが、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックなど、幅広いエンジンオプションが引き続き提供されることは間違いないようです。
ベースとなるX3次期型は、ヘッドライトに標準のLEDテクノロジーと、オプションのLEDマトリックス、またはレーザーライトを備えた、よりシャープなユニットを搭載、グリルは若干、大型化されると思われます。
キャビン内では、デジタルゲージパックと、マルチメディアタッチスクリーンを組み込んだBMWの新しい一体型デジタルダッシュボードを採用、最新のiDrive 8インフォテインメントシステムが搭載されるでしょう。
X3のEV版が「iX3」と呼ばれるか「X3M」と呼ばれるかは不明ですが、EVでは直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「X3 M40i」現行型より強力になると予想され、最高出力503ps・最大トルク600Nmを発揮する「X3M コンペティション」に匹敵するパワーを発揮する可能性があるとみられます。
X3次期型の登場は2023年後半と予想され、「M」フルエレクトリックは2026年に期待されています。