■フロントエンドには「バイザーグリル」、內部には新タッチスクリーン採用
オペルのスーパーミニ「コルサ」改良型プロトタイプを、カメラが初めて鮮明に捉えました。
6代目となる現行型コルサは2019年に発売、旧PSAが買収した後、「CMP」アーキテクチャを採用したブランド最初のモデルとなり、ブランド史上最も成功したモデルの1つとなっています。
路上で初めて鮮明に撮影されたプロトタイプは、「モッカ」と「アストラ」に見られる「バイザーグリル」を採用。
新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備える、スリムで角張ったヘッドライトのペアがパッケージの一部となるほか、バンパーとエアインテークも形状が刷新されている様子がうかがえます。
リアエンドでは、テールゲートの形状をわずかに修正。LEDテールライトは、リフレッシュされた「クロスランド」に似たデザインとなることが予想されます。
インテリアでは、素材をアップデートし、トリムに新色が採用されるほか、より大型のインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンを装備します。またその操作を改善し、新しい接続オプションと運転支援を提供するとみられます。
2023年春に発売予定の改訂版オペル コルサ改良型は、エンジンレンジも改訂。MHEVテクノロジーによる軽電化ソリューションのおかげで、燃料消費量とCO2排出量を削減するためのアップグレードが提供されますが、パフォーマンスとパワーの大幅な向上はないと思われます。
コルサ改良型の日本発売は、2023年終わりと予想されています。