ホンダ中国の上位クロスオーバー「UR-V」改良型画像が流出!でもパワーダウンされるワケとは?

■「CR-V」の上に位置、グリルはブラック加工され拡大

ホンダが中国市場で販売するフラッグシップクロスオーバークーペSUV、「UR-V/アヴァンシア」改良型の画像がリーク、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手しました。

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ホンダ UR-V_ 改良型 流出画像

UR-V/アヴァンシアは、ホンダが中国「東風汽車」と合併で設立した「東風本田汽車」によって製造・販売される高級モデルで、同じみ「CR-V」の上に位置する5人乗りSUVです。

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ホンダ UR-V_ 改良型 流出画像

エクステリアデザインの変更点は、プラスチックのトリムを減らし、クロムメッキ部分が追加。

グリルはブラック加工され拡大することにより、威圧感がアップされているほか、ホンダエンブレムもわずかに拡大されています。

キャビン内では、現在の8インチインフォテイメントディスプレイから、大型化されることが期待されています。

一方、姉妹モデルである「アヴァンシア」では、エクステリアのアップデートはほとんど行われていないようで、主に排出規制に適合させるためエンジンに集中されるようです。

ただし、前途したようにこのアップデートは、必ずしも「アップグレード」とはいないかもしれません。

そのパワートレインは、中国の排出ガス規制に適合させるために、出力がわずかに低下、現行型の1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーしますが、最高出力は5psダウンし、188psに再設定されます。また2.0リットルエンジンでも、現在の最高出力272psから261psへ変更されます。これらエンジンは「UR-V」も共有するとみられます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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