■「CR-V」の上に位置、グリルはブラック加工され拡大
ホンダが中国市場で販売するフラッグシップクロスオーバークーペSUV、「UR-V/アヴァンシア」改良型の画像がリーク、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手しました。
UR-V/アヴァンシアは、ホンダが中国「東風汽車」と合併で設立した「東風本田汽車」によって製造・販売される高級モデルで、同じみ「CR-V」の上に位置する5人乗りSUVです。
エクステリアデザインの変更点は、プラスチックのトリムを減らし、クロムメッキ部分が追加。
グリルはブラック加工され拡大することにより、威圧感がアップされているほか、ホンダエンブレムもわずかに拡大されています。
キャビン内では、現在の8インチインフォテイメントディスプレイから、大型化されることが期待されています。
一方、姉妹モデルである「アヴァンシア」では、エクステリアのアップデートはほとんど行われていないようで、主に排出規制に適合させるためエンジンに集中されるようです。
ただし、前途したようにこのアップデートは、必ずしも「アップグレード」とはいないかもしれません。
そのパワートレインは、中国の排出ガス規制に適合させるために、出力がわずかに低下、現行型の1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーしますが、最高出力は5psダウンし、188psに再設定されます。また2.0リットルエンジンでも、現在の最高出力272psから261psへ変更されます。これらエンジンは「UR-V」も共有するとみられます。