新型C-HRは日本で発売されない!? トヨタが米国市場での廃止を表明

■C-HRの代替品は「カローラクロス」

トヨタは12月に入り、人気クロスオーバーSUV『C-HR』次期型を示唆する「C-HRプロローグ」を初公開しましたが、次期型C-HRは米国とカナダで廃止されることがわかりました。

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トヨタ CHR プロローグ

コンセプトモデルが公開された時、トヨタは「ヨーロッパ中の道路で注目を集める」と語っていましたが、その言葉通りとなりそうです。トヨタはすでに「2023年モデル以降、トヨタは米国とカナダでのC-HRの販売を中止します」とメディアへメールで通達しています。

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トヨタ CHR プロローグ

現在トヨタは「カローラクロス」と「カローラ クロス ハイブリッド」、ベストセラーの「RAV4」など、コンパクトSUV派に複数のオプションを提供。特にカローラクロスはC-HRの代替品としての大きな意味を持つことになりそうです。

カローラクロスのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力194psを発揮する1.8リットル直列4気筒エンジン+電気モーターなどがラインアップされています。

また「LE」「XLE」「S」「SE」、および「XSE」のトリムレベルを提供、S、SE、XSEではスポーツオプションを設定するなど、充実の内容で販売をバックアップしています。

同理由で米国市場の販売が廃止されるなら、同じくカローラクロスを販売する日本市場での展開も大いに注目となりそうです。

 (APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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