2025年、コルベットが新ブランドから4ドアクーペと高性能クロスオーバーを発売へ

■サブブランドを立ち上げ、コルベットのバッジがついた2つの電動モデル投入

シボレーは、C8を発売した後、複数のモデルを持つ本格的サブブランドを展開すると噂されていましたが、具体的な最新情報が入ってきました。

シボレー SUV_002
シボレー SUV ティザースケッチ

「Car and Driver」誌によると、すでにプロジェクトは始まっており、2025年にサブブランドを立ち上げ、コルベットのバッジがついた2つの電動モデルを市場に投入するといいます。

1台は「4ドアのリフトバッククーペ」、もう1台は高性能クロスオーバーと見られています。

シボレー コルベット
シボレー コルベット スティングレー

これらのモデルは超効率的なインバーター、四輪操舵、小型化されたコンポーネント、そのほかの優れた機能など、ハイエンドのソフトウェアとハードウェアを備えており、他のEVとは一線を画するといいます。

また最大350キロワットの充電能力を備えた800ボルトの電気システム、高密度バッテリー、2速トランスミッション、ブレーキバイワイヤ、トルクベクタリング、および特許取得済みの冷却システムの搭載も目指しているようです。

実は2019年には前GM副会長ボブ・ラッツ氏が、「コルベットはミッドシップ化ではなくSUVにした方がいい」という発言をしており、当時は単なるジョークと取られていましたが、水面下で計画が進められていた可能性もありそうです。

米国では、フォードがマスタングブランドで4ドアのマッハEクロスオーバーを発売し、ある程度の成功を収めているほか、日本ではトヨタ クラウンがクロスオーバースタイルに進化するなど、ビッグネームを利用し、人気のボディスタイルで発売する傾向が見られています。はたしてシボレーがどんな展開を見せるか要注目です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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