■フルLEDヘッドライトを備える「ハンマーヘッド」スタイルのノーズを採用
トヨタは、人気コンパクトクロスオーバーSUV「C-HR」次期型を示唆するコンセプトカー「C-HRプロローグ」を世界初公開しました。
コンセプトカーは、南フランスに存在するトヨタ欧州デザイン部門の「ED2」で設計されたといいます。
現行型「C-HR」と比較すると、オーバーハングを切り詰め、大径ホイールを装着するほか、リアウィンドウの傾斜が強くなるなど、スポーティさが向上している様子がうかがえます。
フロントエンドでは、フルLEDヘッドライトを備える「ハンマーヘッド」スタイルのノーズを採用。「クラウン」や「プリウス」など、トヨタブランド最新のデザインアイデンティティが見てとれます。バンパーには空力特性を向上させるために、大きなインテークを囲む黒いコンポーネントを装備しているのが確認できます。
側面では、フロントフェンダーに向かい三角形のガラスが極小化し、ポップアップドアハンドルやデジタルミラーも採用しています。またその後ろでは、リアクォーターパネルとCピラーが強調されていることがわかります。
リアエンドでは、LEDテールライトの外側の角に後部ドアハンドルがあるように見えるほか、LEDライトバー、かなり大型の特徴的なディフューザーも見られます。
C-HR次期型のプラットフォームとパワートレインに関する詳細は明かされていませんが、おそらく「TNGA-C」アーキテクチャを採用、ハイブリッドに加えプラグインハイブリッドの設定が発表されており、RAV4とプリウスに続き、ヨーロッパでのトヨタ3番目のPHEV製品となります。
C-HR次期型のワールドプレミアは、2023年内が有力です。