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■WRC「フォーラムエイト・ラリージャパン」、本番前の準備も大変です!
●ラリー前の家康行列から始まったラリーウィーク
こんにちは! 元SKE48梅本まどかです☆
今回からラリージャパンの振り返りをレポートしていきたいと思います!
サービスパークとなるトヨタスタジアムに入ったのは11月5日(土)。この日は岡崎市で家康行列というイベントがあったので、ラリージャパン応援団として参加させて頂きました!
ラリージャパンのSS(スペシャルステージ)のひとつ、岡崎の乙川河川敷近くを通るイベントだったのですが、この時から沢山の方に「ラリー頑張ってねー!」と声を頂けました。
ホントに沢山の方、老若男女いろんな方が歩道から手を振ったり、旗を振ったり。私にとってのラリージャパン・ウィークの始まりはここからでした。
みんなからたくさんパワーを頂いた後、サービスパークに行きメカニックさんとシート合わせなど、マシンの最終チェックを行いました!
翌日はテストが出来るので、走行に必要な所だけ。シート合わせの最終チェックや、モニット(ラリーコンピューター)の確認、あとはテストでやりたい事やスケジュールを、監督とメカニック長の早水さんとしっかりみていきます。
この時、まだサービスパークはどこも出来上がっておらず、設営中!って感じで正直、実感がなく、いつものトヨタスタジアムの雰囲気。数台のラリー車や外国人選手、メカニックさんを見るとちょっとテンション上がっていました♪
●テスト走行初日、いろんなドライバーさんを見てテンションアップ!
翌日の日曜日は朝からテスト。
ドライバーの村田選手と合流して、テストできる林道へ。ここからもうWRCなんだなと雰囲気の違いを感じました。
テスト走行する場所の近くには、メンテナンスできるサービス場所が用意されるのですが、そこではRALLY2のマシンやメカニックさん、ドライバーの姿がちらほら。日本人はあまりいなかったのと、サービスの作り方が見慣れないので感動しちゃいました。
このテストはクラス関係ない時間なので、RALLY2クラスのトップ争いをしている選手や、様々なクラスのドライバーさんやチームが見れました。
こう聞くとお客さん目線ですが。私たちもしっかりテストしてきましたよ。
ただ、しっかりテストとは言っても、この道はとても攻めるようなコースではありませんでした。ノート合わせ的な感覚と、燃費を見ながら2本走って休憩してあと2本、といった感じで流していきました。
実際にちょっと攻めたのか、試したからかはわかりませんが、コースオフ車がいたと後から噂で聞きました。本番車なので私たちはこれくらいでと、午前中で引き上げたのですが、正解だったかもしれません。
●普段とは違う、ラリーマシンの給油方法
このテストでは走行だけでなく、私たちは給油の練習もしました。まだ1度も練習出来なかったため、テスト帰りにガソリンスタンドにより、村田選手とどういう動きをするか決めながらの給油練習です。
本番では、リエゾン(移動区間)の区間タイムで遅着しないようテキパキ動き、なるべく短い時間で給油しなければいけないのです。間に合えば問題ないのですが、今回は普段の給油と違い、給油口にホースを刺してレバーを引く…だけでは給油できないんです。これもWRCのルール、規定で、特別な装置が必要なんです。
●GSでの携帯電話使用禁止ルールも! しかも罰金あり!!
また、ガソリンスタンドで携帯を触ると罰金が発生するルールになっていました。
ガソリンスタンドでの携帯電話の使用は危険にあたります。なので、使用しないよう大金の罰金制度がとられていたのです。
写真がないのでわかりずらいかもしれませんが、今回の給油は大変でした(笑)。
日曜日のテスト後は、参加受付をして、終了。
月曜日からレッキになるので、次にラリーカーに乗るのはシェイクダウンの木曜日朝。
メカニックさんは、月曜日から水曜日の午後にある車検に向けて、最終調整に入ります。
私たちクルーはレッキ車で移動になるので、テストを終えて改めて必要なもの、何をどこに付けて欲しいなどの要望をメカニックさんに伝えました。
●うなぎを食べて、頑張るぞー!!
月曜日からのレッキは3日間あるので気合い入れにこの日のご飯はうなぎ。
この辺りはうなぎと自然薯が有名なのですが、とっても美味しかったです♪
ラリーではご飯は重要ですし、その土地も楽しまないとですからね♪
ということで、レッキのお話はまた後日☆ お楽しみに♪
(梅本 まどか)