アメリカの最新ドレスアップ、チューニングカーが集まるSEMAショーに、レクサスが個性的なカスタマイズモデル6台を出展

■「Lexus」が北米SEMAショーでアピールする6モデル

レクサス(LEXUS USA北米事業体)は、2022年11月1日からアメリカのラスベカスで開催中のSEMAショーで、「Lexus Electrified Sport」をはじめとした多彩なカスタマイズモデル計6台を出展しました。北米最大規模を誇るカスタマイズショーで多様なカスタマイズモデルが提案されています。

●BEVスポーツモデル「Lexus Electrified Sport」は魅惑的

Lexus Electrified Sport
「Lexus Electrified Sport」のエクステリア

「Lexus Electrified Sport」は、レクサスが電動化を通じて実現を目指す走り、デザインの進化を象徴しているコンセプトカー。

低く構えた車高、アグレッシブなプロポーションが目を惹くバッテリーEV(BEV)のスポーツモデルでもあります。

●600PS超の「DSPORT IS600+ Project Build」は、サーキット走行に特化

DSPORT IS600+ Project Build
「DSPORT IS600+ Project Build」のエクステリア

「IS350 F SPORT」がベースの「DSPORT IS600+ Project Build」は、コンプレッサーホイールターボチャージャーを備え、600PSを超えるサーキット走行に特化したパフォーマンスモデル。

エクステリアに「Artisan Spiritsワイドボディオーバーフェンダーキット」「Seibonカーボンフード&トランク」を装備。

Volk Racing製の19インチホイール、Michelin 4S 275/30R20(F)、305/30R19(R)が足元を引き締めています。インテリアは、MoTeCモータースポーツ・カラーダッシュ仕様となっています。

●都市部でのクルージングをイメージした「LX600 Urban Concept」

LX600 Urban Concept
洗練された外観が特徴

「LX600 Urban Concept」は、「LX600 F SPORT」がベース車で、都市でのクルージングを想定したというホイールやエキゾーストなど洗練されたスタイリッシュなムードが漂います。

エクステリアは、Artisan Spiritsマルチピースボディキットをはじめ、フロントスポイラー、リヤバンパーガーニッシュ、オーバーフェンダー、ボンネット、リヤルーフスポイラー、リヤゲートスポイラー、リヤディフューザーにカーボンファイバーが配されています。

足元には、Brembo B-M8(412mmディスク付8ピストンフロントキャリパー)を用意。

●アウトドア用品とのコラボ「LX600 YETI Lifestyle Concept」

LX600 YETI Lifestyle Concept
「LX600 YETI Lifestyle Concept」のイメージ

アウトドア用品ブランドYETIとのコラボが生み出した「LX600 YETI Lifestyle Concept」は、旅先でも自宅のような快適性と利便性を享受できるアメリカらしいコンセプトカー。ホイールやタイヤなどにアウトドアでの実用性を備えた強化パーツが採用され、新しいライフスタイルが提案されています。

エクステリアには、オフロードボディアーマーシステム(10ゲージ軟鋼製モジュラーフロント&リヤバンパー/アルミサイドステップ)、オフロード 5052アルミラックシステム(YETI ロードアウトゴボック/YETI タンドラ45クーラー/YETI ベースキャンプチェア/Agency 6 ショベル、マウント、グラブハンドル)、JAOSカーボンファイバーオーバーフェンダー、カスタムミドルシートベースプレート、カスタムYETIローランドブランケットピロー、JAOSカーボンファイバーオーバーフェンダーが備わります。

タイヤ&ホイールには、Vossen HF6-4 ハイブリッド鍛造無煙炭ホイール(20×9.5)、Vossen鍛造ラグナットキット、オールテレインタイヤ T/A KO2(285/60-20)が備わり、圧倒的な存在感を放っています。

●過酷な旅でもラグジュアリーなドライブを提案する「GX460 Overland Concept」

GX460 Overland Concept
「GX460 Overland Concept」の外観

「GX460 Overland Concept」は、「GX460 Blackline Edition」がベースです。

GX460は、トヨタ・ランドクルーザー・プラドのブランド違いの兄弟車。残念ながらレクサスGXは、日本には導入されていません。同コンセプトカーは、広大なアメリカならではの、過酷な地形の遠く離れた目的地までラグジュアリーな旅を楽しめることをコンセプトに掲げています。

悪路走破性の向上やドライブをサポートする各種ギアを用意。具体的には、CBI Offroad(フロントバンパー、フロントスキッドプレート、ミッドスキッドプレート、ロッカープロテクション、ルーフラックなど)、Yakima ルーフトップテントのほか、足元にはToyo MT LT(275/65R18)が備わります。

●「マットバイオレットメタリック」をまとう「RX500h F SPORT Performance」

RX500h F SPORT Performance
ボディカラーとアルミホイールが目を惹く「RX500h F SPORT Performance」

2022年内の発売予定である「RX500h F SPORT Performance」をベースとした、「RX500h F SPORT Performance」も出展。

「マットバイオレットメタリック」カラーの魅惑的なラッピングが目を惹くほか、22インチのホイールとタイヤでカスタマイズされています。「マットバイオレットメタリック」のほか、足元にRays Engineeringホムラ 2×15BD(22×9.5)、ミシュラン 4S(265/40ZR22)が用意されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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