■964型911カレラRSに採用されていたボディカラーを現代的に解釈した「ルビースターネオ」を設定
2022年11月2日、ポルシェ718ボクスター、ケイマンに、新型「718ボクスタースタイルエディション」、新型「718ケイマンスタイルエディション」が設定され、同日、予約受注を開始しました。
「スタイルエディション」は、その名のとおりスタイリングを重視した仕様で、ポルシェ911カレラRS(964型)に採用されていたボディカラーを現代的に解釈したという「ルビースターネオ」が特徴。
「ルビースターネオ」以外のボディカラーも設定されていて、カラーを問わず「スタイルエディション」の個性を享受できるのも美点です。
具体的には、ホイールカバーに「ポルシェカラークレスト」が配された、ハイグロスブラックの20インチ「718スパイダーホイール」、ブラックのスポーツテールパイプ、リヤのハイグロスシルバー「Porsche」ロゴなどがキャラを強調しています。
「718ボクスタースタイルエディション」は、サイドウインドウ上部のソフトトップに、「Boxster」の専用エンボスロゴを配置。
さらに、「コントラストパッケージ」も価格を上乗せすることなくブラックとホワイトから選択することができます。
どちらのカラーを選択しても、フロントラゲッジコンパートメントリッド上のデコレーティブストライプ、サイドの「Porsche」デコレーティブロゴ、ホイールのブラック&ホワイトハイグロス塗装仕上げ、リヤのモデルロゴが付いてきます。
また、インテリアには、ブラックのレザーパッケージ(チョークのコントラストステッチ付)、イルミネーテッド付ステンレスドアエントリーガード、「ポルシェクレスト」ヘッドレストが装備されています。
充実装備も「スタイルエディション」の魅力。LEDデイタイムランニングライトを備えたバイキセノンヘッドライト、クルーズコントロール、ヒーター付スムースレザーマルチファンクションステアリングホイール、シートヒーター、2ゾーンオートクライメートコントロール、フロアマット(クレヨンのコントラストステッチ付)、ブラックのレザートリム(クレヨンのコントラストステッチング付)、「パワーステアリングプラス」を標準装備。さらに、多彩なオプションから好みに応じて選択することで、グレードアップすることも可能です。
パワートレインとシャシーは両モデル共通です。最高出力220kW(300PS)の2.0L水平対向エンジンがシート後方に配置されたエントリー仕様がベース。最大トルクは380Nmで、6速MTを標準装備するスタイルエディションの0-100km/h加速は、5.1秒(オプションの7速PDKは4.7秒)。どちらのトランスミッションも両モデルの最高速度は、275km/hに達します。
「スタイルエディション」は、個性的なボディカラー、内外装のコントラストが楽しめるデザインコンシャスな仕様になっています。
●価格
「718ボクスタースタイルエディション」:910万円(トランスミッション:6速MT/7速PDK ステアリング:右/左)
「718ケイマンスタイルエディション 」:871万円(トランスミッション:6速MT/7速PDK ステアリング:右/左)
(塚田勝弘)