■「e-POWER」では従来の1.2リットルから1.4リットルへ拡大か
日産は現在、人気を独占するミニバン「セレナ」次期型を開発していますが、クリッカーでは、流出した特許画像をもとに予想CGを制作しました。
セレナは、1991年「バネット コーチ」後継モデルとして、「バネット セレナ」の名でデビュー。第5世代となる現行型は2016年に発売され、2018年には「セレナe-POWER」を投入、ミニバン市場で大人気を誇ってきましたが、いよいよ第6世代へバトンタッチされます。
特許画像から再現した予想CGでは、シルエットはキープコンセプトながら、サイドラインはエッジを効かせたシンプルな造形になり、ウインドウとフロントマスクを繋げたブラックラインがシャープな印象です。
特徴であるフロントエンドのデザインでは、新型BEV・チルアウトのデザインがイメージされ、横ラインのヘッドライトを縦に並べた未来的なデザインが予想されます。両サイドディフューザーは台形型デザインで、フロントを引き締める印象になると思われます。
パワートレインでは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンのほか、「e-POWER」では発電用エンジンが従来の1.2リットルから1.4リットル、または1.5リットルへ拡大、走行性能が向上するほか、ホイールベースを延長、8人の乗車に余裕をもたせます。安全性能では、人気のプロパイロットがアップグレード、「2.0」に進化します。
キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、9インチのインフォテインメントタッチディスプレイの搭載が期待できるでしょう。
セレナ次期型のワールドプレミアは、当初2022年9月と予想されていましたが、若干遅れており、11月中になりそうです。