■12.3インチのインフォテインメントスクリーンはGoogleと統合
ホンダは現在、フラッグシップサルーン「アコード」次期型を開発中ですが、そのティザーイメージが初公開されました。
初代アコードは1976年に3ドアハッチバックとして発売、10代目となる現行型は2020年に日本で発売されましたが、北米では2017年に発売、すでに5年が経過しています。
新型最初のティザーイメージでは、フロントエンドにはLEDデイタイムランニングライトを上部に備える、シビック新型風のスリムなヘッドライトを装備しています。
北米仕様の「HR-V」から意匠を得た、六角形のメッシュグリルや角張ったノーズも確認できます。
リアエンドでは、中央の「H」ロゴまで伸びるスリムなLEDテールライトを配置、10代目モデルのC字型と比較するとかなりインパクトが強いです。さらに、コンパクトながらスポーティなトランクリッドスポイラーを装備するほか、「ACCORD」のロゴも見てとれます。
キャビン内の画像では、新開発のインフォテインメントディスプレイを披露。12.3インチはブランド史上最大といいます。
ディスプレイは長方形で、ダッシュボードの上に配置されており、画面レイアウトは最新のシビックに似ていますが、物理的なボタンはほとんどなくなっています。
タッチコントロールはGoogleとのパートナーシップにより改善、「外出先でのシームレスな接続のために」統合された、Googleビルトインを使用する最初のホンダになるといいます。
残っている唯一のコントロールスイッチは、ディスプレイの下にあるオーディオボリュームコントロール用のノブで、画面左には、フルデジタルと見られるインストルメントクラスターが確認できます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒+電気モーターのハイブリッドなどを採用すると予想されています。
新型アコードのワールドプレミアは、2022年11月と思われます。
(APOLLO)