■ランクルのライバル、パトロールに「重装備」モデルを追加
日産は大型クロスオーバーSUV「パトロール」に、強靭な「WARRIOR(ウォリアー)」を設定することを発表していますが、その予想CGを入手しました。
●バンパー下部セクションを新設計、注目はデュアルサイドエキゾーストパイプ
6代目となる現行型「パトロール」は2010年に登場、2019年に大幅改良を受けたほか、2021年4月にはスポーティな「NISMO」バージョンが設定されました。現在米国では「アルマーダ」として、中東や世界の他の地域で「パトロール」として販売されています。
オフロードに焦点を当てた「WARRIOR」バージョンを予想してくれたのは、お馴染みMr. Nikita Chuicko氏です。
CGのフロントエンドでは、バンパー下部セクションが新設計となり、スキッドプレートが追加されています。その上にはブラックアウトされたグリルと日産のロゴを配置、C型LEDデイタイムランニングライトに囲まれたLEDヘッドライトを装備しています。
照明クラスターは変更されていないようですが、より大きなオフロードホイールを収容する新しい黒いプラスチッククラッディングを装備。もっとも興味深いのは、デュアルサイドエキゾーストパイプでしょう。
リアエンドもゴツすぎるわけではありませんが、新設計のディフューザー、ホイール アーチ、マッドフラップ(泥除け)により、険しい地形に取り組む準備ができているように見えます。またボディはわずかにリフトアップされ、サイドシルの周りに追加の保護クラッディングが見られます。
初期情報によりますと、サスペンションとシャシーへのさらなる変更が予想されますが、5.6リッターV型8気筒エンジンは継承される模様。NISMO仕様同様の最高出力428ps・最大トルク560Nmを発揮、7速オートマチックギアボックスと組み合わされるとのことです。