■バンパー下部の巨大なグリルなどクラウン新型から影響
トヨタは現在、ミッドサイズ4ドアセダン「カムリ」次期型の開発に着手しているとみられますが、その最新予想CGを信頼性が高いと評判のCGデザイナー、Mr. Nikita Chuickoから提供、入手しました。
現行型となる10代目は2017年に登場しており、現在は全世界100ヵ国以上で販売されている同社のベストセラーカーに成長。日本でもその知名度は抜群ですが、特に海外市場では爆発的な人気を誇っています。
Mr. Nikita Chuickoが提供してくれた予想CGのフロントエンドには、側面に伸びるスリムなヘッドライトを装備。その上部には鋭いLEDデイタイムランニングライトが配置されています。
バンパー下部に巨大なグリルを装備するなど、クラウン新型から影響を受けたデザインであることがわかります。
リアエンドでは、スリムなテールライトを接続するコーストトゥーコースト(端から端)のLEDバーが目を引きます。またコンパクトかつスポーティなトランクリッドスポイラーを装備するほか、バンパーのディフューザーパネルも新設計されています。
次期型では、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)と部品を共通化して開発されたGA-Kプラットフォームの進化版がベースになることが有力視されます。
またオプションのV型6気筒エンジンは新世代では廃止、最高出力265psを発揮する2.4リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載すると予想され、電動化されることも噂されています。
カムリ次期型のワールドプレミアは、早ければ2023年、遅くとも2024年には期待できそうです。