2024年発売へ!MINI初のEVクロスオーバー「エースマン」市販型ボディを激写

■2023年から段階的に廃止が噂されるクラブマン後継モデルに指名

MINIは7月、フルエレクトリック・クロスオーバー「MINI CONCEPT ACEMAN」(ミニ コンセプト エースマン)を発表しましたが、その市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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MINI エースマン 市販型プロトタイプ

コンセプトエースマンは、MINIハッチバックとカントリーマン(クロスオーバー)のギャップを埋めるためのプレミアムコンパクトEVです。

コンセプトのボディサイズは全長159.4インチ(4.05m)、全幅78.35インチ(1.99m)で、現行カントリーマンよりわずかに小さかったのですが、スマートなパッケージングによりカントリーマンより広いキャビンスペースを提供します。

エースマンがカントリーマンに取って代わることはありませんが、2023年から段階的に廃止が噂されるクラブマンに代わる可能性が高いといいます。

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MINI エースマン 市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、一見カントリーマンにも見えますが、短いオーバーハング、大きな丸いヘッドライト、全体的な丸みを帯びたスタイルなど、エースマンコンセプトと一致しているようです。

後部にはエキゾーストパイプがなく、明らかにフルエレクトリックモデルであることもわかります。

フロントエンドでは、プラスチック製のカバーが付いたフェイクフードスクープを装着、DRLグラフィックスを備えたプロダクションヘッドライトの一部が確認できるほか、側面ではリアフェンダーに充電口がみられます。

クラシックなドアハンドルは、BMWにも採用される最新のポップアップドアに置き換えられる可能性がありそうです。

キャビン内では、将来のMINIファミリーで共有される円形のインフォテイメントタッチスクリーンが搭載されると予想されます。

市販型では、グレートウォール社と共同開発したEV専用アーキテクチャのストレッチ版を採用、コンパクトなフットプリントながら広々とした室内空間を実現。

仕様について話をするのは時期尚早ですが、このモデルはライバルのスマート#1と同様に、AWDシステムとデュアル電気モーターを取得すると思われます。

MINIエースマン市販型のワールドプレミアは、2024年と予想され、MINIハッチバックに次ぐブランド2番目のEVになるとともに、初のクロスオーバーEVとして誕生します。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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